【不動産SNS】インスタ初投稿のエピソード ~50代の不動産会社社長の奮闘記~
「社長、そろそろSNSやってみませんか?」
事務の同世代スタッフにそう言われ、一念発起。 今回は、デジタルに疎い50代後半の不動産会社社長がインスタグラムという未知の世界に足を踏み入れたときのお話です。
このエピソードに共感していただける方はどれくらいいるでしょうか?

最初の壁:YouTube先生との対面
まずは「ビジネスアカウント」を作る!!
今の時代、分からないことはYouTubeが教えてくれます。画面の中の若い先生は、実に軽やかに「ここをタップするだけです」と説明してくれます。
しかし、私の指は思うように動きません。 「設定」ボタンがどこにあるかを探すだけで数分。さらに、メールアドレスやパスワードを入力する段階で、「半角英数字」の壁にぶつかります。
「……そもそも、さっき決めたパスワード、メモするのを忘れたぞ」
そんな初歩的なミスで足踏みしながら、なんとかアカウントが開設できたのは、もう日が傾き始めた頃でした。設定だけで、もうかなりの体力を削られた気がします。
「映える」という呪縛
次は、いよいよ物件の投稿です。 写真は、昨日撮影してきたばかりの中古の戸建て物件。日当たりも良く、庭も広くて自信を持っておすすめできる物件です。
ところが、スマホの画面に映し出された写真は、なんだかパッとしません。 「もっと明るくて、キラキラした感じにしたいんだが……」
見様見真似で編集機能を使ってみますが、明るくしすぎて色が飛んだり、コントラストを上げすぎてホラー映画のような雰囲気になったり、セピア色にしたつもりが昭和初期風になったり。 「やりすぎた、戻そう」と思っても、どのボタンを押せば元に戻るのかが分かりません。
結局、フィルターをかけては消し、文字を入れては消し、を繰り返しているうちに気づけば1時間が経過。 「これ、ただ写真を載せるだけじゃないのか……」 インスタグラムという世界の奥深さに、改めて愕然としました。
ハッシュタグの迷宮
最後の仕上げは、あの「#(ハッシュタグ)」です。
「#不動産」「#マイホーム」……。 これらを付けると多くの人に見てもらえると聞き、必死に考えました。
しかし、打ち込むたびに出てくる変換や似たような言葉の数々にまたしても迷いが生じます。
「『#おしゃれな家』にするか、それとも『#かっこいい家』にするか……。いや、うちは真面目な不動産屋だから『#誠実な家づくり』か?」
物件の魅力を伝えたいあまり、気づけばハッシュタグだけで10個以上。 小さなスマホの画面を凝視しすぎて、目はショボショボ、肩はガチガチです。
「よし、これで完了だ!」
意を決してシェアボタンを押したとき、時計の針はすでに夕方の5時を回っていました。
たった一軒の物件を紹介するのに、午後の半分以上を費やしてしまった計算です。
継続の先にあったもの
その日の夜、初めて自分の投稿に「いいね」がついた時の喜びは、今でも覚えています。
もちろん、それがすぐに成約に繋がるわけではありません。でも、自分の発信が誰かに届いたという事実は、慣れない作業で疲れ果てた私にとって、小さな光のように感じられました。
あれから数ヶ月。 今でも「あー、また間違えた!」と独り言を言いながらスマホを操作していますが、あの時のような絶望感はありません。
「完璧じゃなくてもいい。まずは知ってもらうことから始めよう」
そう思えるようになってからは、随分と気が楽になりました。 何度も投稿するうちに慣れてきて、それなりになってきました。
今では、事務所のデスクでスマホを構える姿も、少しは板についてきた……かもしれません。 もし、これから始めようか悩んでいる同世代の社長さんがいたら、私はこう言いたいです。 「まずは、数時間溶かす覚悟で始めてみませんか?」と。
意外と、楽しいものですよ。
最後に…
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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